ハムスターにも知能がある

ハムスターの知能

ラットに比べるとかなり劣っている

ハムスターの知能はラットにくらべてかなり低いのだそうです。種類にもよりますが、ハムスターの知能は人間の1歳児くらいとよく言われます。

もともとが野生の動物ですから、生きるための本能の部分、たとえばエサやマーキングなどについては賢く見える行動を起こすのです。

しかし餌をくれる人間の手は基本的に「エサ」なんです。そして、それを持つ手を飼い主と認識したり、呼びかけられて、自分のことだと認識することは難しいことです。

もちろん性格や個体差はありますが、ラットほどの知能は残念ながら期待できないのです。

しかし、本能がすごい

そうはいってもハムスターって賢いと思わずビックリしてしまう行動を目にすることがあります。

・新しいティッシュをケージに入れてやると一生懸命割いてベッドを作る。
・トイレの場所を決めて必ずそこでトイレをする。
・エサをほっぺにためて運ぶ。

これらは、知能というよりは本能です。

ハムスターは野生では群れを作らず、一匹だけで暮らすことが多い動物なので、自分の生命を守るための強い縄張り意識を持っています。

それがトイレやマーキングといった本能です。また、飢えることのないようにほお袋がパンパンになるまで餌を詰め、安心できる縄張りで食べるというのもそうです。

冬に疑似冬眠状態になっても大丈夫なように暖かいベッドを作るといったように、それらの行動はずっとDNAに受け継がれてきた本能による習性です。こうだからこうしよう、と考えながらの行動とは本質的に違います。

敵か味方かの違いを学習できる

この生き物は自分には害がないと学習するだけの知能は持っています。だから、少しずつコミュニケーションを取っていけば、味方だと言うことは学習します。

これは、ハムスターと仲良くなるために絶対必要な心構えのようです。ハムスターの方へ、こちらから近づくのは絶対ダメです。

なぜなら、ハムスターは非常に縄張り意識と警戒心の強い動物なので、敵だと思ったものに対しては徹底的に攻撃してきます。ハムスターの方からこちらに対して興味を持ったタイミングでコミュニケーションを取ることが重要です。

手乗りのハムスターに育てたい

もし、手乗りを目指すなら、手のひらに餌をのせて、入り口に手を持って行き、ハムスターが興味を示すかどうか、じっと待ってみます。

もしこの時にハムスターが近寄ってこなくても、だからといって上からつまみ上げたりしてはダメです。

相手が匂いをかいで、安全を確かめて、ハムスターの方からそっと乗ってくるまでじっと待つのです。

好奇心が旺盛なので、こちらが何もせず待っていたら、エサが欲しいという好奇心が勝って、やがてハムスターが手にのってくれるようになるのです。

そのうち、飼い主の匂いを覚えて、警戒心を解いてくれる可能性が出てきます。根気強くコミュニケーションをとり続けた結果、飼い主と遊ぶことを覚え、楽しい生活を送っているハムスターもたくさんいるようです。