犬のしつけ、お漏らし、とびつき、マウンティング

お漏らしをしてしまう犬の対処法

原因を知って対応してあげる

トイレを教えたのにお漏らしをするという場合、原因はいろいろ考えられますね。

家族に新しいメンバーが加わるなど、身のまわりの環境が変わったときもあります。

また、トイレの位置や素材が変わった、シートが汚れたままになっているなど、犬がトイレを気に入らないということが原因の時もあります。

どのような状況でそそうをするかよく観察し、お漏らしの原因を考えてあげます。ただし、尿路系の病気の可能性もあるので注意したほうがいいでしょう。

うれしさのあまり興奮して漏らす場合

帰宅した飼い主の顔を見るとお漏らしをするのは、うれしさのあまり漏らしてしまうケースですね。いわゆる「ウレション」です。

トイレのしつけのときに、おしっこをしたらごほうびにおやつをもらっていませんでしたか。

そんなときは犬が「おしっこをするとおやつがもらえてうれしい」ということと「飼い主が帰ってきた、うれしい、だからおしっこ」と結びついてしまっているのです。

全身で喜びを表してくる犬に対して、大げさにあいさつを交わしたりすると、犬の興奮はますます高まってしまうんです。

こんなときは、帰宅してもすぐに声をかけず、犬が落ち着くまで無視することで落ち着いてきます。

部屋中にお漏らししている場合

留守中に、部屋のあちらこちらにお漏らしをしているときは、飼い主と離れて過ごす不安感から漏らしてしまっていると考えられます。犬とのつきあい方に問題があるかもしれません。

とびつきぐせがある場合の対処法

甘えのとびつきが威嚇の行動に変わる

子犬が甘えるようにとびついてくるのはかわいいものです。でも、何の注意もせずにそのまま遊ぶと、犬は「とびつくと遊んでもらえる」と思い込み、とびつきぐせがついてしまいます。

小型犬ならまだしも、中・大型犬の場合、とびつきぐせが直らないと、とびつかれた拍子に転んでけがをする危険性もあります。

また、人が転んだりびっくりするのを見るうちに、次第に自分が力の強いリーダーだと思い、人を威嚇する行動に変わる恐れもあります。

とびつく相手が幼児やお年寄りだと、大けがにつながることもありますし、自分がリーダーだと勘違いすると、とびついて食餌や散歩を催促するようになるので気をつけなければなりません。

とびつきぐせをなおすしつけ

スワレの指示を出す

人が視界に入ったらスワレの指示を出します。座った姿勢ではとびつけないうえに、座ることで犬は気持ちを落ち着けることができます。

-歩下がってよける

犬に背を向ける犬がとびつこうとしたら、一歩下がって犬をかわしたり、背中を向けます。そして、とびつきに失敗した犬に、すかさず「スワレ」と指示を出します。

リードをつけて引っ張る

2人で協力しておこないます。犬が人にとびつこうとした瞬間に、「イケナイ」といってリードを強く引っ張って犬がとびつくのを防ぎます。

マウンティング行動に対する対処法

人と犬に対するマウンティングは意味が違う

ほかの犬に乗りかかったり、人の足にしがみついて腰をふることをマウンティングといいます。

性衝動からくる行動と優位性の表れとしての行動の2通りがあります。人に対しておこなう場合は、その人よりも上位に立ちたいときです。

オスで、性衝動からマウンティングをする場合は、しつけでコントロールすることはむずかしいものです。ただし、去勢をすることである程度解消することができます。

性衝動が強い場合、ぬいぐるみもマウンティングの対象となったりしますし、外でほかの犬とふれて体についたにおいに反応し、性衝動でマウンティングをすることもあるのです。

マウンティング行動に対するしつけ

人に対してするとき

とびついてきた瞬間に、膝を曲げて前に出し、犬がしがみつけないようにします。犬がバランスを崩したら「スワレ」をさせます。小型犬の場合は、ふり払って無視します。

犬に対してするとき

犬同士では、あいさつとしてマウンティングをすることもあります。犬がマウンティングをしようとしたときに、リードを強く引っ張って阻止します。その際、「イケナイ」「スワレ」なども同時に指示します。