子猫の育て方の基本とは?

子猫の世話は母猫にまかせるのが一番

やたらにのぞいたり、驚かさない

子猫のめんどうは、母猫がみるものです。飼い主としては、子猫が生まれたからといって、特にすることはないんですね。

まあ、猫の赤ちゃんを一目見たいという気持ちもわかりますが、当分のあいだ、子猫の世話は母猫にまかせておきます。

また、子猫がかわいいからといって、やたらにさわったり、たびたび産室の中をのぞき込んだりするのは、絶対にダメです。

母猫は、子猫を奪われると思って、子猫を別の場所に隠してしまうんです。また、神経質になっているので、びっくりさせると、餌を食べなくなってしまったりします。

飼い主の出番が必要になるのは、母猫が子猫のめんどうをみないときや、子猫が仮死状態で生まれてきたときだけと、考えておきます。

母猫に育てられれば子猫は安心

生まれたばかりの子猫は自分で体温の調節ができません。そこで、母猫は自分の体温で赤ちゃん猫の体を温めます。

そのとき、目や耳も閉じたままなんですが、本能的に母猫の乳首を探しあてて、母乳を飲みはじめます。

最初に出る母乳は、初乳といって、子猫に必要な栄養だけでなく、子猫を病気から守る免疫ももっています。

子猫は母猫のもとで、一日のほとんどを、眠るか、お乳を飲むかしてすごします。

また、自分の力で排尿・排便ができないので、母猫は子猫のお尻をしきりになめて、排尿・排便を促します。

授乳中の母猫には十分な栄養をあたえよう

子猫は、生まれてから1か月間、母猫のお乳だけで育ちます。母猫に、栄養価の高い、十分な量のお乳を出してもらうことが、丈夫な子猫を育てるためのポイントになるんですね。

授乳中の母猫は、体重kg当たり250キロカロリーのエネルギーが必要だといわれます。

成猫に必要な1日分のエネルギーは、体重1kg当たり80帥キロカロリーなので、授乳中の母猫は、普段の3倍もエネルギーが必要になります。

そのため、母猫の餌には、猫用ミルク、卵、レバーなどを加えて栄養を補給し、与える量も倍以上にします。

必要な餌の量がこれだけ増えると、とても1~2度では食べきれません。一日の食事の回数も4~5回に増やして、母猫が栄養不足にならないように気をつけてあげましょう。