飼育ケージの中
快適な生活環境を作ってあげる
底面のスノコで、産まれたばかりのハムスターが踏みはずして足をケガすることがあります。その場合はスノコをはずしてしまいましょう。
そして、飼育ケージの床にはおがくずを敷き、汚れが目立ってきたら取り替えます。ゴールデン・ハムスターを飼う場合でも、スノコをはずしても問題はないし、そのようにして飼っている人もたくさんいますから。
回し車はハムスター飼育の必需品
ハムスターの運動不足を解消させる回し車も必須です。プラスチック製の、すきまがないものだとハムスターが安心して走ることができます。ハムスターは夜行性のため、夜中の間ずっと走っていますね。
そのため、音がうるさくない回し車を選ばないと、飼い主の就寝の妨げになる場合があります。ハムスターの飼育ケージを置く場所は、寝室から離すことをおすすめします。
大掃除がしやすい物を選ぶ
大掃除は最下段のトレーを引き出して行えますが、トイレを含め、敷きワラ全体の交換時には、金網を取りはずす必要のあります。
ただ、大きさだけは広ければ広いほど、ハムスターにとっては好ましいと思います。置き場所と相談して、ハムスターのためにも、できるだけ広いスペースを用意してあげます。自分の飼育スペース、飼育する種類に応じて、適したものを購入したほうがいいでしょう。
観賞用としてのケージ
水槽なら見て楽しめる
最近、水槽飼育をする人が増えています。きれいにレイアウトされた水槽は誰の目にもおしゃれに見えます。
アクアリウムという言葉に対してテラリウムという言葉があります。アクアリウムは水中なのに対し、テラリウムは陸上のそれを指す言葉なんです。
水槽に腐葉土を入れ、切り株を配置し、カブトムシを入れれば、それはもう立派なテラリウムになります。
ガラス水槽の中に習性、特徴を生かして自然を再現して飼育しようと考えてテラリウムを作るわけです。
そのようなケースは十分鑑賞に耐え、部屋のインテリアとしてみても、かなりいいものになります。
家庭で作る小動物テラリウムにハムスターはとても適している生き物です。自然と同じ状況にはできませんが、新しいハムスターの魅力が見つかるかもしれませんね。