ゴールデンハムスターの繁殖

ゴールデン・ハムスターはメス1匹での飼育と出産が基本

ゴールデン・ハムスターの繁殖

オスで生後7~8週齢、メスで6~7週齢で性成熟します。交配に適するのは、性成熟後1~2週間経ってからです。繁殖寿命は普通10~13ヵ月齢、オスは12~18ヵ月齢まで繁殖可能です。

メスでは2~9ヵ月齢において、卵巣のろ胞が最も活発にあらわれます。その後、次第に衰え始め、この頃より妊娠率は低下していきます。

そのため、繁殖可能な期間は限られてくるので、もし月齢が分からない場合、できるだけ若い親を選び、年を取ったハムスターは避けるようにするのが確実です。

お見合い

交配させるには、まずオスとメスのケージを隣り合わせに置いて、お見合いをさせます。そして、数日経ったら、メスをオスのケージに入れ、1週間ほど同居させるます。

メスは4日~5日の短い期間で発情を繰り返すので、繁殖能力があれば、通常この日数で妊娠するはずです。

メスのケージにオスを入れると、たいていの場合、メスがオスを攻撃してケガをさせるので注意しなければなりません。

また、オスのケージにメスを入れる場合でも、ケンカをする場合があるので、同居時にはよく観察をして、ケンカをしているようならすぐ分けて、後日トライさせるか、ペアを替えてみます。

交尾と妊娠

交尾がうまくいくとメスは気が荒くなり、オスを邪魔者扱いして追い払うようになります。すぐにメスを元のケージに戻すようにします。

10日以降になっても、メスのふくお腹が膨らまずに目立たないようならば、再びオスと同居させます。

たまに偽妊娠も見られ、その場合、メスは妊娠している時とほとんど同じように見える。その状態は7~13日間、大部分は9~10日間続き、その後、通常通りの発情周期が再開される。偽妊娠の原因としては、受精しなかった交尾や過密飼育が考えられます。

妊娠するとメスは巣作りを始めるので、巣材(ワラや綿花など)を入れます。

妊娠中のエサの与え方

ゴールデン・ハムスターはメス1匹での飼育と出産が基本なので、普段のままの生活に、チーズ、ニボシ、ゆで卵、少量のドッグフードなど動物性のエサを多めにしたメニューに替えます。

栄養のあるエサを与えるようにします。元気な子供に育ってもらうだめには、穀物、野菜、果物だけではなく、動物性のエサが大切なのです。

出産

交尾から子供が産まれるまでは、通常14~18日くらいで、16日目に産むことが一般です。出産するとメスは巣からあまり出てこなくなります。

妊娠中及び育児中の親にはカルシウムや動物性たんぱく質を多めに与えます。ゴールデン・ハムスターの排卵数は3~17個、平均10個といわれます。

乳頭の数は14~16ヵ所で、この間の数の子供が産まれます。オスがメスよりやや多い産まれる傾向にあります。

子ハムスター

ハムスターの妊娠期間はほ乳動物のなかでも短いほうです。成長速度も速く、単細胞から60日ほどで親になります。

出産直後の子供の体重は1.3~3.2g、体長は19~39mmです。子どもの数が多い時は、少ない時に比べて小さくなります。

産まれたばかりの赤ちゃんは毛が生えておらず、口以外は未発達です。被毛は4日より始まり、12日ほどで全身に密生します。

生後1週間目ぐらいから子供用に、軟らかいエサや細かくしたエサを用意します。子供は通常14日ぐらいで目が開きます。

離乳は生後約3週間ほどで、この時まではなるべくケージに触れず、掃除も控え、メスに育児を任せるように努めます。

注意点

生後25~26日ほど経ったら、まず親と子供の巣を分けます。そして、性成熟日齢になる頃、1匹ずつ分けて飼育します。

ゴールデン・ハムスターでは、メス親が赤ちゃんを食べてしまうことも少なくありません。気温が適していなかったり、飼育者がのぞくなど、外的な刺激が原因で起こるので、出産前後はそっとしておくことが大切です。