猫の呼吸のようすがおかしいとき

呼吸がはやくなる

鼻詰まりから食欲減退に

せき、くしゃみ、鼻水、鼻詰まりなどは、健康な猫ではほとんどみられません。これらの症状が現れるのは、上部気道に炎症がある場合です。

症状が長びくようなら、はやめに獣医師の診断を受けます。猫のせきは「ケーッッ、ケーッッ」といかにも喉の奥に何かが詰まったような音を出します。

また、鼻詰まりになると、餌の臭いがわからなくなって食欲が減退します。

伝染病で呼吸困難に

成猫の呼吸が、小刻みにはやくなったら、肺や気管支などの障害が疑われます。低温・乾燥が続く冬場は、猫ウイルス性鼻気管炎など呼吸器系の伝染病が流行しやすくなって、しばしば呼吸困難を起こします。

口を開けたまま、お腹を大きく波打たせて呼吸をしている場合は、かなり重度の呼吸困難です。老猫や心臓に疾患のある猫は、ひどく興奮したり、激しい運動をしたあとで、呼吸がはやくなって苦しそうにあえぐこともあります。

腹がふくれる

肉づきもよければ肥満

腹が極端にふくれてきたり、逆に細くなりすぎたときは、何か体に変調をきたしていることが多いので注ふくくう意しましょう。

腹腔にはいろいろな臓器が入っています。何が原因でふくれてきたかは、獣医師に診断してもらいます。腹全体がふくれてきただけでなく、体の肉づきもよくなっていれば、肥満です。

皮層の下や腹腔内に脂肪が蓄積しています。腹がふくらんでいて、抱かれるのを嫌がるようなら、抱かれることで圧迫されて痛みを感じると考えられます。

腹腔内に腫傷がある、腹水がたまっている、子宮蓄膿症を起こして子宮に膿がたまっているなどが、その原因です。