猫が事故に遭って様子がおかしいとき

何が起こるかわからない猫の生活

水におぼれたときは飲んだ水を吐き出させる

助け上げたら、タオルで水をふき取って、体を温めてやります。水を飲み込んでいれば、猫の後ろ足をつかんで大きく円を描くように振り回し、遠心力で肺の中の水を吐き出させます。

呼吸が弱くなっていれば、人工呼吸を行うとともに、すぐ獣医師に連絡して、指示を受けます。

感電したら猫の体に触れないでコンセントを抜く

切れたコードを加えていたら、猫の体には絶対に触れないようにします。ゴム手袋をしてコンセントを外すか、ブレーカーを切ります。

口の周辺が焼けてただれていないか確認します。呼吸が弱くなっていたらすぐに人工呼吸をするとともに獣医さんに連絡します。

熱射病にかかったら、涼しい場所で体を冷やす

真夏の炎天下で、車の中に長時間閉じ込められて熱射病にかかる猫がいます。体温は伽~岨度くらいまで上昇し、口からは白い泡をふいて、呼吸困難に陥ったり脳に障害をきたしたりすることもあります。応急処置として、すぐに猫を涼しい場所に運び、氷などで体を冷やします。特に頭と腹を冷やすと効果的です。そして一刻もはやく病院へ。

中毒を起こしたら、説明書や吐いたものを持って病院へ

中毒を起こすと急激に元気を失い、こんすいよだれ、下痢、堰吐、けいれん、昏睡などの症状が現れます。薬物が皮層についていたら急いで洗い流します。原因が不明の場合は、吐いたものや便、あるいは誤飲したと思われる薬品の説明書を持って、大至急動物病院へ。吐かせようとすると、かえって逆効果の場合もあるので、必ず獣医師の指示に従ってください。

家庭内にある毒物

漂白剤

猫は台所で餌をあさりながら、いたずらをします。流し台に漂白剤をつけたままにしておくと、その上をいつ歩くかわかりません。猫は足についた漂白剤を一生懸命なめて取ろうとするので、中毒を起こしてしまいます。

除草剤・殺虫剤

除草剤のついた葉や殺虫剤をかけられた虫を口にして、中毒を起こすこともあります。このほか、人間の常備薬、乾燥剤(シリカゲル)、クレゾール、車の不凍液なども要注意です。

薬の上手な飲ませ方

錠剤を飲ませるには、口の開けさせ方がポイントになります。できるだけ喉の奥にのせることも大切です。

舌の前半分にのせると、猫は薬を吐き出してしまいます。錠剤を喉の奥にのせたら、口を閉じさせて、喉をさすってやります。

このとき、猫は自分の鼻の頭をペロリとなめますが、これが薬を飲み込んだという合図です。シロップなど液体の薬を飲ませるときは、かんでも割れないプラスチック製のスポイトを使います。

粉薬は餌に少なめに混ぜて与えます。バターに練り込んで口のまわりにぬり、自分でなめさせる方法もあります。目薬は、猫の後ろからさせば、こわがりません。