個性的な猫
買われている数は日本では少ない方ですが、とても特徴的な猫を紹介します。
エキゾチックショートヘア
性格や特徴
とっても飼いやすい猫ペルシアに次いで世界で二番目に有名な猫と言われています。短い首と丸くて大きな顔はさながらテディベアのようです。
「トラディショナル」と「エクストリーム」という亜種があり、後者はつぶれたような平板な顔を特徴としています。
おとなしい性格なので抱っこしても嫌がりません。思う存分可愛がりたい、眺めているだけで癒やされたい人にはピッタリです。
優しく物静かな性格で、とても愛情深い人に抱っこをされたり、撫でられたりする事が好きな性格の子が多くなっています。
爪切り、耳掃除、お風呂に関しても大騒ぎすることなく、比較的簡単にやらせてくれる子が多いとても人間好きなので、他の猫と遊ぶよりも人のそばにいたがります。
歴史
1960年代に「ペルシャ猫の特徴を受け継ぎながらも、手間のかからない短毛種の猫が欲しい」というブリーダーの要望から、ペルシャ猫を基本としてうまれました。
アメリカンショートヘアやブリティッシュショートヘアなど、短毛種の猫と交配され誕生したのです。1966年にはCFAから「エキゾチックショートヘア」として正式に認められました。
飼い方
運動量が少なくのんびりしていますので、たまに遊んであげればいいでしょう。ブラッシングは週2~3回ほどでOK。ペルシャと比べて手入れが楽なので、「怠け者用のペルシャ」と言われています。
ブリティッシュショートヘア
気難しくわがまま
シャンプーやグルーミングは子猫の頃から慣らしておかないと難しいでしょう。成猫になってからは結構しっかりと拒否されて手間取るようです。
見知らぬ相手に懐いていくことはまずありません。無理に触ろうとすると怒ることがあります。
歴史
このネコの歴史はとても古いそうです。ローマ時代のローマのイギリス侵略の際に、ネズミ用のハンター猫として連れてこられました。
その子孫であるイエネコからスタンダードが確立されたというのが定説です。1800年代に入ると、イギリスは自国産のネコを品種として確立しようとします。
1901年にようやくスタンダードが確立されたのです。その後、ペルシャとの交配を経て、現在のセミコビータイプへと体型も変化たのです。
飼い方
ブリティッシュショートヘアはネズミ捕りハンターの気質は健在です。そのようなおもちゃであればよく遊びます。
しかし中年齢以降になると、ほとんど遊ばなくなります。体質的に太りやすいので、中年齢以降は運動させるために工夫が必要になります。
体毛の手入れ
ブリティッシュショートヘアは短毛のダブルコートです。したがって、被毛の手入れは難しくありません。