犬と気持ちが通じるとき

先輩犬にへラヘラする

ゴマをするのではなく、気をつかっている

まず、逆らうつもりがないことをアピールしています。年下の犬や序列が下位の犬は、目上の犬にたいして、気をつかうのです。

たとえば、上位の犬に近づくときには、姿勢を低く、腹ばいになるような感じでにじり寄り、しっぽを振って顔をなめようとします。

私はあなたに逆らう気持ちはこれっぽっちもありませんよと、体で表現するのです。人間の感覚だと、ゴマをすっているようにも見えますが、無意味な争いをしないための大社会の儀礼のようなものです。

これができる犬は、社会性が身についているといえます。愛想笑いを見せる犬もいるくらいです。

他の犬と穏便な関係をつくっていこうとする犬とは、相手に逆らう気持ちがないことを示すときに、火きく左右にしっぽを振ったり、耳を水平に引いて笑うような表情をします。

まるで愛想笑いやつくり笑いのように見えますが、犬の気持ちに裏表はありません。本心からの感情表現です。

犬の世界は縦社会です。遊んでいる最中は最後はかならず上位の犬が下位の犬にのしかかって、地位をアピールするのです。

散歩中、飼い主を見つめている

飼い主と見つめあうことが幸せだから

飼い主と目が会うと、満足感や安心感をえられるのです。散歩をしているときに、ふと犬のほうを見てください。

すると、飼い主の目をまっすぐ見ながら、ニコニコ笑うような表情をして、小走りするように楽しそうに歩いていることがよくあります。

この視線は、飼い主への信頼感の表れです。犬にとって、飼い主と満足感や安心感につながります。

このような犬は忠誠心が強く、いつも飼い主の動向を観察しているタイプです。その分、トレーニングの覚えが早く、散歩中にリードを引っぱって先に行こうとはしません。

いつも飼い主を慕い、かわいい忠犬といえますが、裏を返せば依存心が高すぎるのかもしれません。