ハムスターの習性、餌を隠す理由はかつて、地下生活をしていた名残り

Q.水を上手に飲めません

A.給水器から水が飲めるということを知らないのかもしれません

給水器を口元にそっと近づけて、ボトルを押して水を少し出してみてください。

給水器の飲み目のボールが大きすぎて飲めない場合は、ボールの付いていないタイプのものに替えてみます。

それでもダメなら、飲み口のない鳥用の水入れをゲージに固定してください。

Q.ハムスターが土の中で飼えるって本当

A.たしかに土の中で飼うこともできます

大きな水槽に湿り気のあるきれいな土をたっぷり入れてみます。上には通風のよい金網でふたをします。

水槽のまわりを黒い紙で覆っておくと、水槽の側面を壁にして部屋を作る様子が観察できます。

しかし、清潔に保つのがむずかしく、定期的に土を取り替える必要があり、食べ残したエサの量や便・尿のチェックがしづらいといったデメリットもあります。

本格的な巣穴作りではなく、深めの容器に湿り気のある清潔な砂や土を入れてあげるのがいいでしょう。

1日1回は思い切り穴掘りをさせると、ストレス解消・運動不足解消・爪の伸び過ぎ防止と、一石三鳥です。

Q.トイレの砂をネコ用の砂で代用してもかまわない?

A.ネコ用のトイレの砂でも、ハムスターが嫌がらないのならかまわない

各メーカーから出ているハムスター用トイレの砂は、小動物に適するように、砂が細かいのが特徴です。

ネコ用でもハムスター用でも、問題なのが固まるタイプのものです。少量のオシッコでも固まるので、目、陰部、尿道口にその砂がくっつくと同まってしまうのです。

そうした危険がある以上、なるべくなら、ペーパーサンドや木くずを固めてコロコロにしたものなどを使うほうがいいでしょう。

Q.ハムスターがトイレの砂を食べている

A.トイレの砂を本当に食べることは、まずありません

巣材代りにホオ袋につめこんで小屋まで運ぶつもりか、単にかじって細かくしているだけではないかと思われます。

固まるタイプの砂は、もしホオ袋に入れて固まっても、ハムスターはホオ袋の掃除ができるので、その点は心配ありません。

本当に砂を食べてしまう場合は、エサに問題がないかチェックする必要があります。栄養バランスの不良から異物を食べることがあるからです。

もしも固まる砂を食べると、量によっては胃や腸で固まった砂がつまってしまい、大変危険です。

Q.簡単に手作りできる便利グッズを教えて

A.体の大きさに合わせて手作りの回し車をつくります

自分のハムスターに合わせて、丸いプラスチック容器などを利用して作ってあげてみてはいかかでしょうか。

足のひっかかるステップの幅にも注意してください。寝小屋は汚れやすいので、かわいい空き箱を使って、適当な大きさの小屋をいくつか作っておき、毎日取り替えます。

また水道管など、いろいろな形の塩化ビニールのパイプを連結すると、体の大きなゴールデンでも楽々遊べるお手製遊園地ができます。

Q.回し車で遊ばないなら、必要ない?

A.最初はハムスターを回し車に乗せて、ゆっくり回してあげます

何度か教えれば上手に回すようになります。すぐに降りてしまう場合は、回し車のサイズが合っていない可能性があります。

回し車のすき間が広すぎて足が落ちてしまう、といった不備な点は改善します。

もともとひと晩に数㎞歩ぐ動物です。ハムスターの遊園地などを利用して、運動欲を満たしてあげてください。

Q.どんなハムスターも分けて飼う?

A.子どもはまだ縄張り意識が育っていないだけ

ぺットショップでは、どの種類のハムスターもたいてい何匹もがいっしょにゲージに入っています。

これは、子供のハムスターにはまだ「縄張り」の意識がないから大丈夫なのです。

早い個体なら生後1ヶ月を過ぎるころから性的に成熟します。このころから徐々に自分の縄張りを守ろうとするようになってケンカを始めるので、別々に飼育するほうが安全です。

ゴールデンでは、ます兄弟だろうが夫婦だろうが同居はむずかしいと考えてください。ただ、例外もあります。

ドワーフでは大丈夫なことが多いようです。しかし、少しでもケンカをする気配があったら。速やかに別居させます。時にケンカが致命傷になることもあります。

Q.ハムスターの遊園地ってなんのこと?

A.連結式のチューブを主体としたハムスター用の遊具のこと

とくに回し車で遊べないハムスターや、ゲージから出して散歩させられないハムスターには、格好の運動場になります。

ただし、チューブの溶甲で眠ってしまった時は。暑い時期には熱がこもりやすいので。すぐにチューブから出してゲージに戻してあげます。

Q.ワンルーム住まいです。ゲージの置き場所は?

A.ワンルームの中で、いちばん快適な場所はどこでしょうか

消去法で考えてみましょう。当然。トイレ・洗面所・浴室・台所は湿気が多いのでだめです。

温度変化が激しい出入口や窓のすぐ近くもやめましょう。テレビや電話、ステレオはスピーカーからもできるだけ離して、静かな環境を与えてあげます。

そう考えると結局は、その部屋の中で、あなたにとっていちばん心地よいスペースを、ハムスターに譲ってあげるしかないようです。

ただし、枕もとからは離さないとひと晩じゅう、回し車の吝に悩まされます。でもそのうちにこの音が、安眠できる子守唄代りになるかもしれません。

Q.数個のゲージを重ねて置いても平気?

A.金網ゲージなら、風通しがそれほど悪くならない

金網ゲージなら重ねてもます大丈夫です。しかし、上部のフタだけが金網の、水槽タイプや衣装ケースタイプのゲージの場合は、風通しが悪く湿気が中にこもってしまうため、重ねるのはよくありません。

もし後者のゲージで、スペースの都合上どうしても重ねないと無理というのであれば、ラックを利用して重ねます。

その際、ゲージの上に通風スペースを作ってください。この方法は、金網ゲージにも有効です。