猫にも散歩
ストレス解消にも役に立つ
首輪には、いざというときのために、飼い主の住所、氏名、電話番号を害いた名札をつけておきます。首輪に引き綱をつけるより、ハーネスに引き綱をつけるほうが、猫は歩きやすいようです。
外歩きを自由にさせている猫なら、特別な運動をさせる必要はありません。しかし、室内だけで飼育しているなら、運動が必要です。
犬を散歩させている人はよく目にしますが、人が猫といっしょに散歩している光景はほとんど見られません。
散歩中にどこかに行ってしまったり、物陰に隠れてしまうのではないかといった心配があることが、猫との散歩が少ない大きな理由なのでしょう。
子猫から慣らしておく
当たり前だと思えば、嫌がらない
しかし、猫といっしょの散歩も夢ではありません。子猫のときから首輪とリードに慣らしておくのです。
リードをつけるには、首輪と胴輪が一体になったハーネスのほうが、首輪だけのものより抜けにくくて使いやすいようです。
猫は犬のようにまっすぐには歩きません。人のペースで歩くと、すぐに疲れてしまいます。猫のペースに合わせることが、散歩のコツです。
ストレス対策が重要
遊び道具を与えて運動不足を
解消外歩きが自由だった猫が、ある時点から外出させてもらえなくなると欲求不満が高まります。このような猫は、飼い主といっしょに散歩することで、ストレスを発散させます。
家の中だけで飼育し、外に出さない方針なら、子猫のときからそれを徹底させます。そのかわり、退屈防止に、いろいろな遊び道具を与えて、運動させます。
庭が広ければ、金網などで囲って猫用の運動場をつくることもできます。運動量が少ないにもかかわらず、食事が満ち足りると、猫は太ってしまいます。
室内飼いの猫では、特に、栄養バランスと与える餌の量に注意しましょう。
ハーネスとリードがきつすぎると、首のまわりにすり傷ができたり、呼吸困難になったりします。ゆるすぎると、猫の口にひっかかることがあるので気をつけます。