ハムスターの擬似冬眠の特徴、温度が下がった時、死亡かどうか見分け方

ハムスターが冬眠するって本当です

仮死状態にならないように、たっぷりと食べているのです

野生のハムスターは、秋になると草の実や虫など栄養価の高いエサをたくさん食べて体に脂肪を蓄えます。

またエサをホオ袋につめこんでは巣穴に持ち帰り、人量に貯めこんで冬に備えます。そしていよいよ寒い冬になると、草などで巣穴の入り口にフタをします。

そして、暖い地下で貯めこんだエサを食べながら春を待つのです。これは冬眠とは少し違います。

体温・脈拍・呼吸といった体の機能をすべて低下させて仮死状態で春まで過ごすカエルなどの「冬眠」とは異なります。

ただし、ハムスターも気温が極端に低下するとほぼ仮死状態になってしまいます。これを、疑似冬眠と言います。気温が上昇するとまた活動を始めるようになります。

しかし、これには大変な体力を消耗してしまいます。こうならないように温度を適切に保つべきなのです。

冬になっても元気いっぱいで動き回っているのは、温度管理がうまくいっている証拠です。この元気が維持できるよう気をつかう必要があります。

ハムスターか疑似冬眠で仮死状態になって、体が冷たくなった時は、ふところに入れて人肌で温めます。

ストーブの前やコタツの中で温めると、ハムスターの体温が上昇する前に、体の表面だけが熟くなりすぎることがあります

ハムスターの毛は季節で抜け変わります

ハムスターには夏毛と冬毛があります

夏毛の時は、上毛が主で下毛が薄めです。どちらかというとスリムに見えます。冬毛は下毛がたっぷり生えていて、もこもこした感じになります。

でも。ほかの動物に比べると、適合温度域が比較的狭いのです。そのため、夏と冬の差がはっきりわからないのはたしかです。

また、換毛の時期(一般的に6月と10月)には、毛づくろいしながら自分の毛を多少は飲みこんでしまいます。

短毛種ではます問題になりませんが、長毛種では飲みこんだ毛が消化管内で毛球になり、閉塞を起こす危険性が高くなります。

普段から、毎日、毛球予防薬(ネコ用のペトロモルトやプリモルトシェル等でOK)を与えるようにします。

毛糸を巣材代わりに

短く切って入れたらいい

糸状・ヒモ状のものは.指や爪にからまってケガをさせることがあります。もし毛糸を入れるのであれば、短く切ってから使うようにしないといけません。

短く切ってあれば、もし食べてしまったとしても、毛球の原因になったり、腸管を傷つけたりしません。

細いヒモ状の異物が腸管に入ると、腸管が内容物を送り出そうとする運動によって、腸管が傷ついてしまうことがあるのです。

ハムスターにとっても毛糸は暖かく、やわらかいので、きっと喜ぶにちがいありません。

使い捨てカイロで暖を取る

使い方さえ誤らなければ大丈夫

使い捨てカイロは、もしかじってしまっても、よほど大量に飲みこまない限り危険ではありません。

しかし、発熱時に酸素を消費してしまうことと、低温ヤケドの可能性があるので、小屋の中に直接入れることはやめます。

また、小屋の外に貼りつける場合でも、密閉度の高いケージでは酸欠を起こしかねないので、くれぐれも注意してください小屋の底や側面(外側)に貼ると効果的です。

ケージの天井を往復する

うんていをするのはごく普通

天井の「うんてい」は、まずどのハムスターでもやりますから、この運動自体がストレスがたまったことを示しているわけではありません。

それどころか、体の大きさに合った回し車が設置されているにもかかわらず、うんてい運動をするのなら、うんてい蓮動が大好きなのです。

それよりも気をつけてほしいのは、ゲージの高さです。ハムスターは、必ずといっていいほどうんてい運動の途中に、こらえきれずボトッと下に落ちるのです。

それによって骨折をすることがあります。高さは20cm以下にすることと、床にはクッションにもなる敷ワラをたっぷり敷いて、ケガを防ぐことが重要です。