猫を譲ってもらうならいつがいいか、猫のことをもっと知っておきたい

新しい家族にもらわれるのはいつがいい

生後2カ月過ぎが最適

親、きょうだいとの間で猫としての勉強、付き合い方の基本を学びます。生まれたばかりの子猫は、いつも母猫といっしょです。

母猫はトイレに行くときとゴハンを食べるときをのぞいては、いつも子猫のそばにいます。こうした状態が生後2週ぐらいまで続きます。

この時期は、人はできるだけ介入せず、母猫と子猫だけの世界を守ってあげることが大切です。母親に世話をされ、子猫同士で遊ぶことによって猫としての振る舞いを覚えるのです。

生後3〜4週から離乳がはじまり、猫同士で遊ぶ場面が活発になっていきます。猫は生後2〜8週にかけて、母猫やきょうだい猫とスキンシップをとることで猫らしさを身につけ、社会性を獲得するのです。

この時期はちょうど、猫の社会化期にあたります。社会化期には、猫や人間やほかの動物に慣らしていっしょに生活をさせながら、人間やほかの動物に慣らしてあげることが大切です。

人間に対する恐怖感がなくなり、愛情の対象として見るようになります。イヌや鳥など、ほかの動物も、敵対視しなくなります。

早期離乳は情緒不安定に

あまり早く猫を母猫やほかの猫から引き離すと、情緒的に不安定になってしまいます。新しい家族と暮らすのに最適な生後2ヵ月までの間に情緒を発達させていれば、他の動物と触れあえば、将来もその対象に対してやさしく接することができます。

もし子猫を誰かにゆずるのであれば、社会化期の終わりにあたる生後2ヵ月を過ぎてからがいいでしょう。社会化が適切にできた猫であれば、新しい飼い主の家に連れて行かれても、すぐに慣れて元気に暮らしはじめるはずです。

何種類くらいの猫語を使っているの?

10個程度の基本単語+ランゲージ

30〜40個程度の人間の言葉を理解する猫のなかには、名前を呼びかけると、「ニャッ」と返事をしてくれる猫がいます。

「ニャッ」という短い鳴き声は、人間語に翻訳すると「やあ」状況にあわせて同じ台詞を使い分といったあいさつの意味があります。

また人に慣れた猫は、「おいで」というと、気が向かないときをのぞけば、ちゃんと近くに来てくれます。

だいたい30〜40個程度の人間の言葉がわかるといわれています。

基本単語は10種類程度

猫が人間の言葉を理解しているのだから、人間だって猫語を習得したいところ。「猫は100種類もの異なる声を出している」と主張する人もいますが、基本単語は10個程度。

「ニャオー」は相手に訴えたいことがあるとき、「ゴロゴロ」は満足しているとき、「ンギヤ」は何かを発見して興奮したとき、「シュー」は相手を威嚇しているときに出る鳴き声です。

猫は鳴き声に加えて、顔の表情や体勢で自分の思いを相手に伝えようとします。たとえば耳が立ち、しっぽがたれているのは安心しているとき。

瞳孔が大きく開いているのは、興奮や恐怖を感じているとき。鳴き声とボディランケージの両方で、猫の気持ちを理解するようにしましょう。

猫会話レッスンを重ねるうちに、きっとあなたも猫語の微妙な違いを直感で聞き分けられるようになるはずです。