犬によって違う性質、それぞれにあった生きかた、好きな楽しみかた

いちばんの働き者は盲導犬?

1歳から訓練を受けている

犬のなかでもっとも大変な仕事をしているのは盲導犬ではないでしょうか。

盲導犬や麻薬探知犬、介助犬などが人間のために働く犬たちです。

ラブラトール・レトリバーなどの大型犬が、成犬になる1歳ころから訓練を受けて、仕事を身につけます。嗅覚のするどさや力強さ、かしこさをいかして、任務をこなします。

盲導犬は、目の不自由な人の助けとなる犬です。主人の安全をつねに守らなければいけません。専門の訓練士によるしつけ、目の不自由な人との共同作業などを通して、仕事をを完全に覚えななければ、盲導犬にはれません。

訓練を受けた犬のうち、盲導犬になれるの約3〜4割程度だといわれています。大変な仕事ですが、盲導犬と主人は強いきずなで結ばれているので一生懸命働くのです。

気の長さは犬によって違う?

DNAを調べればわかる

人間や動物のDNA(遺伝子)を調べる研究が、世界中でさかんに行われています。DNAのしくみがわかると、個々の生物がうまれもつ性質が、少しわかるといわれています。

日本の学者の研究にも、犬のDNAを調べて性格をさぐろうとするものがあります。あるDNA型の犬はのん気になりやすい、別のDNA型では短気になりやすい、どいった具合に、遺伝による性格の違いを、科学の力で解き明かそうとする研究です。

この研究が進むと、性格の傾向がわかるようになるかも知れません。犬の性格のすべてを把握できるわけではありませんが、それそれの傾向にあったしつけ方はできます。

のん気な子にはのんびりと、無理のない育て方ができるのです。研究はまだはじまったばかりですが、研究が.進めば、飼い主さんと愛犬が、よりよい関係を築くことができそうです。

本能を刺激するスポーツ

好きなスポーツは違う

鳥やネズミなどの狩りを仕事としていた猟犬種は、家庭犬として飼っていても、走ったり、ものを追いかけたりするのが大好きです。

狩猟本能をもっているため、運動するで.とに喜びを感じます。定期的にスポーツを体験させて、本能を満たしてあげましょう。

ラブラドール.レトリーバーやプードルなどは、人間が撃ち落とした獲物を持ち帰るのが仕事です。家庭ではボールやフライング・ディスクをとりに行かせるスポーツがベストでしょう。

ダックスフンドやテリアは、アナグマやネズミなど小さな動物を、巣穴まで追いかけ回していた犬種。障害物競走やトンネルくぐりなどをさせると、嬉々として走って行きます。

珍しいところでは、水難救助犬のニューファンドランドが、水泳を得意としています。なかなか機会はないかもしれませんが、ブールで泳げれば、いちばんのストレス解消になるでしょう。