猫どうしの喧嘩、恋愛、生きるため、子孫を残すために必死で関係作り

喧嘩のきっかけ

メスの奪いあいがもっとも多い

若猫が武者修行で喧嘩することもあるということです。田舎より都会のほうが、喧嘩は頻発しています。喧嘩をする機会が多いのは、圧倒的にメスよりもオスです。

猫の社会は母系社会で、オスでも子猫の間は、母猫や母の姉妹のおばさん猫に育てられます。しかしオスの場合、性的に成熟するとその社会を出て行かなくてはいけません。

そこからオスの喧嘩三昧の日々が始まります。猫にはそれぞれ自分の生活の場(テリトリー/ホームレンジ)があり、その場所を守って生きています。

母猫の元を離れた若猫が自分のテリトリーを確保するには、先輩猫と喧嘩をしながら認められるしかありません。

若猫は最初、経験豊富な先輩猫に何度も敗れます。やっと喧嘩に勝ったとしても、今度は後輩猫の挑戦を受けることになります。

こうした喧嘩の頻度は、猫の数が少ない冊舎よりも、当然都会のほうが多くなります。成熟したオスは仲間に追い出され、放浪した先のオスと喧嘩、あちこちで喧嘩を挑み続け流のです。

オスたちに認められ仲間入り

もっとも喧嘩が盛んなのは交尾のシーズン
もっとも激しいのは、交尾期のオス同士の喧嘩です。交尾期になると、オスは自分の生活の場を離れて恋人探しの旅に出ます。

そして旅先でライバルに遭遇し、1匹のメスをめぐって争いがはじまるわけです。お互いに自分の生活の場ではない旅先での対決ですから、条件はほぼ同じです。

互角の戦いが展開されることが少なくありません。ちなみにメスも、ごはんや生活の場をめぐって喧嘩をします。特に子育て中に身の危険を感じたときは、子猫を守るために必死に戦います。

オス同士、メス同士に愛は?

基本的に恋愛はない

ストレスがたまるとのしかかることがあります。交尾がかなわないときに異性に見立てることがあります。

猫にとって、性の対象は基本的には異性です。しかしオスにせよメスにせよ、交尾期なのにまったく相手に恵まれないという状態が続いたとき、同性愛的行為に走ることがあります。

オス同士の場合でもメス同士の場合でも、どちらか一方がオス役を、もう一方がメス役を演じます。同性ですからペニスを体に挿入するようなことはありませんが、本物の交尾と同じように、オス役がメス役の首筋を噛み、体にのしかかります。

狭い空間などで優位性を示す

マウンティングもこうした行為は、お互いの合意のもとにおこなわれるのが一般的ですが、狭い橋のような特殊な空間に2匹が閉じ込められると、異常な行動が起こることもあるようです。

襲うのはその空間をテリトリーとして守ってきた猫で、襲われるのは新参者として入ってきた猫です。

この場合は、あくまでもストレスがたまったときのイレギュラーなもので、性衝動というよりも優位性をしめすために相手にのしかかるマウンティング行為です。

ちなみに、猫はマスターベーションのようなこともおこないます。交尾期のオスは勃起した自分のペニスをさかんになめます。

部屋で飼われている猫の場合、ぬいぐるみやクッション、衣服などのやわらかいものを代用品にして、自慰行為をすることがしばしばあります。

自慰行為は発情中の猫ばかりでなく、去勢した猫にも見られる現象です。

相性はにおいで決まる

メスは交尾の相手を選ぶとき、においを基準にするという説があります。自分とはにおいが異なり(つまり近親交配の可能性がなく)、健康なにおいのするオスを選ぶのではないかということです。