ハムスターの繁殖でうまくいく方法や時期とは?種類や年齢での違いも

繁殖は比較的簡単

計画性のない繁殖は危険

繁殖方法は、ハムスターの種類によってそれぞれ違ってきます。慎重に繁殖をすすめ、母子ともに無事に、かわいいハムスターの赤ちゃんを迎えてください。

ハムスターはとても繁殖力の強い動物なので、環境さえ適切ならそれこそネズミ算式に増えていきます。

増えすぎた子を、「産まれた子は全部私が面倒見る!」という方や知人に譲ったり、ペットショッブで引き取ってもらえる方はいいのです。

しかし、それができない場合はどうしたらいいのでしょう。面倒が見きれないと、ハムスターを野原や公園に逃がしたりしたらどうなるでしょう。

ハムスターを逃がして、これで何の気がねもなく、自由に生きるなどと勘違いしていないでしょうか。

家の外は犬、猫、ドブネズミ、蛇、イタチ、狸、ふくろうなどハムスターの敵だらけです。結局、食べられてしまうのも仕方ないことです。

外に放り出されたハムスターが環境に適応して、子孫を残し、繁栄するのはたぶん不可能でしょう。もし、日本の気候でも生きのびられるハムスターがいたら別ですが。

また、もしも、どんどん子孫を増やした場合、生態系に狂いが出てくるかも知れません。生態ピラミッドの下の方にいるでしょうけれど、何らかの影響は生じるかもしれません。

飼育方法はうまくいっている証拠

繁殖に成功するということは、飼育している生き物の飼育方法にはそれなりに正しかった、ということです。

だからといって、調子にのって繁殖させるのは、望ましいことではありません。人間はコントロールできる動物です。自分の責任のもとに、繁殖計画を立てていくことが大切です。

ハムスターはどれくらい簡単に増やせるか

友だちのハムスターを借りて結婚させる

メスのテリトリーであるメスのケージにオスを入れると、オスは一方的に攻撃されてしまいます。

一方、オスにすれば、メスに気に入られて交尾をしたい。そのためオスのテリトリー内にメスが入ってきても、オスが攻撃をしかけることはまずありません。

すなわち、オスを借りてくるのではなく、メスをお嫁さんに連れて行くわけです。普段強気なメスでも、自分のテリトリーでない場所では弱い立場になるため、攻撃性が弱まります。

妊娠中は、夫婦同居でもいい

妊娠すると、メスは神経質になってケンカを始めたり、たとえ出産までは順調でも、子育てを放棄の確率が高くなります。

必ず別居させてください。ドワーフの場合は、仲のよい夫婦ならそのまま同居させても問題のないケースが多いようです。

しかし、少しでもメスに嫌がる様子が見られたら、すぐに分けなくてはいけません。また、同居したままにしておくのはやめたほうがいいでしょう。

出産後すぐに交尾をしてしまい、また妊娠することがあります。連続した出産は、メスには大変な負担となります。

生後2か月で、もう妊娠する

ハムスターは生後1か月をすぎる人間でいえば、初潮をむかえた小学生ぐらいに性成熟するので10歳くらいの年令です。

生後2か月であっても、つがいであれば出産することは十分にありえます。しかし、いくら性成熟したといっても、齢になるまでは、つがいにしないでください。親になる体の準備ができていません。

必ず繁殖させたほうがいいか

すべてのハムスターが自分の子孫を残せるわけではありません。どうしてもうちの赤ちゃんハムが欲しいという場合以外は、ひとり暮しの独身ハム君でも、のんびりしていられてよいのではないでしょうか。

またメス(とくに発情中)が近くにいて、ラッキーなオスだけが、メスと交尾する権利を獲得できるのです。

妊娠していたのに産む気配がない

子宮から胎盤がうまくはがれなくて大量出血を起こしていると考えられます。また、子宮内で何日か前に死亡した胎児が、腐敗している可能性もあります。

胎児が生存している可能性が極めて低いだけではなく、一刻も早く手術などの処置をしないと、母体も生命の危険にさらされることになります。

手術の成否は出血による貧血の度合いが大きく関与しますが、一般的にハムスターは、重度の貧血にもよく耐えます。

素人でもできるハムスターの繁殖方法

誰でもできるハムスターの繁殖法

ハムスターを飼ったばかりの人が繁殖にチャレンジするというのは難しいイメージがあります。意外とそんなことはありません。要は、オスとメスのハムスターを同じ箱の中に入れておけばいいのです。

そのために入れるタイミングを知ることです。時期的なタイミングは十分に考慮する必要があります。普段からじっとしてばかりのハムスター同士を同じ箱に入れても、何の変化も示さない可能性があります。

発情期さえ逃さなければ成功する

いわゆる発情期になっていれば交尾をしやすいため、発情期の段階でオスとメスのハムスターを引き合わせればよいということになります。

しかし、ハムスター同士でも相性と言うものはあります。お互いにタイプではない場合は、一緒の箱の中に入れても交尾はしません。

オスとメスのハムスター同士を引き合わせた時に様子を見ます。お互いに関心を持つかどうかお互いに興味を示しているようであれば、そのままにしておけばいいですし、全く関心を示していないようであれば、別のハムスターに入れ替えます。

そういうわけで、結構成功する可能性は高いといえそうです。確かにタイミングを見はからう必要はありますが、繁殖させる方法そのものは決して難しいものではなく、誰にでもできることです。

なかなか難しいハムスターの性別の見分け方

ハムスターのオス、メスを見分けるのは難しい

ハムスターには、オスとメスでほとんど違いがないことから、ふつうに見ただけでは全く区別がつきません。実は、ハムスターの雌雄を見分けるための資格もあるくらいです。どちらがメスでどちらがオスのハムスターなのかを見分ける判別はそれだけ難しいのです。

具体的な判別法については、まずハムスターの裏側を見ます。その時に、ハムスターの肛門と尿道口の間の距離を確認するのです。この距離が長い方がオスで、短い方がメスということです。この方法でもハムスターの性別を判断することはできますが、肛門と尿道口の距離の基準がすぐにはわからないため、素人の方にはやはり判別が難しいのです。

もう一つの判別法

もう一つの判別法は、成長期のオスを観察することです。成長期のオスには、裏側の部分に陰嚢と言われる部分ができることから、その部分を目視することで性別を判断することができるのです。メスのハムスターには陰嚢の部分はできないことから、分かりやすいと思います。

また、オスを基準に考えるのではなく、メスならではの特徴によってハムスターを見分けることもできます。メスのハムスターの場合、肛門と尿道口の間の部分に膣口があります。そのため、オスの時は陰嚢を見て判別できますが、メスの時は膣口を見て判別できるのです。