子猫は、何ヶ月くらいまで子猫用ミルクをあげたらいいのか、その期間

子猫の人工保育する理由と離乳の時期

まず、室温を一定に保つ

母猫が子育てを放棄したときは、飼い主が子猫の世話をしなければなりません。子猫の人工保育で大切なのは、生活環境の整備と、ミルクを与える時間と回数を守ることです。

生まれたばかりの子猫は、自分で体温調節ができないため、生後1週までは飼い主のほうで、部屋の温度を調節してやります。

寒い冬は、産室の中に電気ヒーターを敷くなどして、子猫の体温を下げないような配慮も必要です。

猫用のミルクと排池の世話

ミルクは、必ず猫用のものを与えます。猫用ミルクを約50度の湯にとかし、40度弱にさましてから与えます。

母猫が近くにいる場合は、なんとかして一滴でもいいから母乳を飲ませてあげたいものです。

理由は、最初に出る母乳は初乳といって、栄養分だけでなく、子猫を病気から守る大切な免疫が含まれているからです。

ミルクを飲ませたあとは、排世の世話をします。やり方は簡単で、ぬるま湯に浸したガーゼなどで、お尻のまわりを軽く刺激してやります。

離乳を始めるのは生後1か月から

子猫の離乳は、生後1か月くらいから始めます。ちょうどこのころ、子猫の乳歯がほぼはえそろうからです。

離乳をスムーズに行うには、はじめミルクと離乳食を9対1の割合で混ぜて与え、徐々にその比率を逆転させていきます。

成猫用の缶詰やドライフードを、お湯でふやかしたものは、避けたほうが無難です。

生後8週で離乳は完了

離乳の意味は、子猫が自分で食事をすること、つまり餌をじょうずに口に運んだり、お皿をきれいになめたりすることを覚える、という点です。

子猫は日常の遊びの中でも、歯でものをかむことや、くわえることを学習します。

離乳が完了するのは、生後8週です。それに応じて、食事の回数も、このころまでに、1日4回程度に減らします。

それ以降生後6か月までは、1日に3回、決まった時間に餌を与えます。離乳の時期は、トイレのしつけを教え込む絶好のチャンスなんですね。

離乳の時期に注憲すること

消化能力が発達中のこの時期に、離乳に失敗すると、あとあとまで下痢や軟便を繰り返し、その結果として成長にも障害が出てきます。

子猫が離乳時期に下痢をする原因として意外に多いのが、牛乳です。牛乳には猫が消化できない乳糖を多く含んでいるので、牛乳を与えると、たちまち消化不良を起こします。

新しい飼い主捜しは生後2ヵ月から

子猫が生まれても、自分の家ではもうこれ以上育てられないといった場合、新しい飼い主を始めますが、子猫を母猫から離すのは、離乳が完了してからにします。

できれば、生後2か月までは母猫から離さないほうが無難です。また、新しく飼い主になる人が、子猫をかわいがってくれるか、病気になったら病院に連れていってくれるかなどを、必ず確認します。

譲り手としては、子猫を引き渡すまでに、トイレのしつけや予防接種をすませておき、引き渡し時には子猫が使っていたトイレの砂もつけて渡します。

また、一部の悪質な代行業者に利用されないためにも、相手の住所・電話など身元確認も忘れないことです。