冬の初め、犬が鼻水を飛ばしたり、鼻水が黄緑で、膿のようだと要注意

寒くなると犬も風邪が心配

体調を管理する工夫

犬は本来、夏よりも冬のほうが得意です。寒い冬でも元気に過ごしているものです。しかし、体力の衰えた老犬、あるいは初めて冬を迎える子犬の健康管理には注意してあげます。

とくに、冬は空気が乾燥しているので、鼻のなかやのどの粘膜が傷つきやすく、そこから細菌などが入り込んで風邪や病気を引き起こすことになります。

くしゃみや鼻水がいつまでも続くようなら、早めに獣医師に相談します。

暖かくし過ぎない

外で飼っている場合、犬の体がじかに地面につかないように、毛布などを敷き、犬舎の入り口を風が吹き込まない向きにします。

室内飼いで暖房器具を使う場合、必ず加湿を心がけます。人間が暖かく快適に過ごせる温度は、犬には少し暑すぎる場合もあります。

犬が適温の場所を探して、自由に行動できるようにしておくことが大切です。

体調管理は健康管理の基本

湿っているはずの鼻の頭が乾いているときには、熱が高いことが考えられます。犬の体温は人間よりもやや高めで、だいたい38~39℃ほどです。子犬はさらに高めです。

また運動したあとはl~2℃くらい上がっていることも少なくありません。安静にしていると気に体温を測って、犬の平熱がどのくらいか把握しておきます。

体温の測り方

・体温計は犬専用のものを使う

衛生的な面から考えて、体温計は人間用のものを犬専用に用います。水銀式のものより、電子式のものを用いるほうが安全です。

・最も正確に測るには肛門で測る

肛門の中に体温計を差し込んで測るのが一番です。体温計にラップを巻き、犬が動かないようにおさえた上で、犬の肛門に体温計を差し込んで測ります。犬がいやがる場合は二人でやります。

・一人で体温を測る場合

自分の目の前に犬を後ろ向きに座らせ、犬の後ろ足の付け根に体温計を差し込みます。肛門で測るよりやや低くなります。

様子を見るのは半日まで

せきや鼻水はあるけれど、そんなに重症でもなさそう、という場合は、とりあえず半日様子を見ます。

その間に熱を測ったり、鼻や便の様子などをくわしく調べます。半日たっても症状がよくならない場合、獣医師に相談します。

鼻水や便などをいっしょに持って行くと診断の助けになります。