忘れてはいけない、ハムスターの健康を守る水分補給

水分の与え方

ほんとうにハムスターに水分は必要か。

ハムスターも生き物ですから、当然水分は必要となります。ただ、問題となるのは、その必要量です。いったいどのような形で、どのくらいの量の水分を与えればいいのでしょうか。

ハムスターはもともとは乾燥地帯に住んでいたので、そこに生息している生物は、それぞれ少ない水分でもうまくやっていけるシステムを持っているのです。

ハムスターも例外ではありません。彼らは食べ物に含まれる水分や、夜露などでのどを潤している。その少ない水分を有効に使うために、腎臓に集まった水分をきれいにして、再び体内で利用しているのです。

また体脂肪からも水分を得ることができます。疑似冬眠中は、たくわえた食べ物から水分を得るしかないのです。いくら代謝を低く抑えているとはいってもすごい能力です。

飼育下での水分の与え方

飼育下におけるハムスターたちの給水にはどのような方法があるのでしょう。ペットショッブでよく見かけるのが、サイフォン式の給水ボトルです。

吸い□のところにボールがついていて、それをなめると少しずつ水がボールがついていて、出てくるしくみになっています。

水をこぼす心配もなくとても便利なものです。ハムスターを買うときに店員にすすめられたことがある人も多いはずです。

こんな入れ物では水が入っているのがわからずに、ハムスターが飲むことができないのではと心配する人もいるようですが、それは取り越し苦労です。

水にも匂いはあり、ハムスターはそれを敏感な鼻でかぎ分け、ちゃんと水にありつけるのです。

ハムスターを飼っている人の中には、給水ボトルなど使ったことがないという人も大勢います。ただ、その人達は基本的には水そのものを与えなくても、野菜や果実などでたっぷり水分を取らせているのです。

実際、ハムスターはそのような飼い方でも繁殖をし、生まれてから一度も水道水を飲まずに寿命を終える場合もあります。ハムスターは自然界にいる時と同じように水分を取っているのです。

疑似冬眠とは

寒くなると冬眠するハムスター

育されているハムスターも寒くなると、例えば、屋外飼育などでは当然冬眠をする。ハムスターにとっては大変な期間ですが、冬眠をさせた方が寿命が延びるという人もいます。

たいていの人は室内飼育だし、巣箱では蓄えられる餌の量もたかがしれているので、無理に冬眠させることはありません。

無理に冬眠させる必要はない

何よりあのかわいい姿を冬の間見られないのはつまらないし、冬眠に失敗した場合それは死を意味し、とても悲しい結果になってしまうのです。

しかし、ひょっとしたら、ハムスター達にとっては、襲われることもなく、長い期間のんびりと寝て過ごすことは気持ちのいいことなのかもしれません。

どちらの方が優れているかはわかりませんが、どちらでもハムスターは健康に育つ。自分の気に入った方にしたらいいのです。