猫が肥満であるかどうかの判定は?ダイエットで病気の原因を取り除く

栄養の偏りからくる病気

今問題が多いのは肥満

栄養のアンバランスや過剰、不足は猫の成長を阻害し、体の抵抗力を弱めます。なかでもビタミン、ミネラル、脂肪のバランスが崩れると、猫はいろいろな病気になります。

現在では、良質のキャットフードを与えていればなんの心配もありません。問題なのは、脂肪・たんぱく質のとりすぎや運動不足からくる肥満のほうです。

栄養性二次性上皮小体機能亢進症

〔原因〕
カルシウムが少なくリンが多い餌の与えすぎで起こります。

〔症状〕
骨がもろくなって、骨折しやすくなり、背骨が曲がってしまいます。骨が痛むので、抱かれるのを極度に嫌がります。リンが多く含まれるかまぼこなどの練り製品の与えすぎに注意します。

黄色脂肪症

〔原因〕
不飽和脂肪酸が多く含まれる餌の与えすぎと、ビタミンEの欠乏で発症します。脂肪が黄色くなるので、この名があります。

〔症状〕
皮下の脂肪が炎症を起こし、お腹に脂肪のかたまりができて、ひどく痛がります。発熱もあります。赤身の魚や、それを原料にした食品の与えすぎに注意します。

ビタミンA過剰症

〔原因と症状〕
レバーなどに多く含まれるビタミンAの与えすぎが原因です。首の骨や上部の背骨が曲がって、カンガルーのような格好になります。

ビタミンB欠乏症

〔原因と症状〕
猫に多い病気です。なま生の魚やイカ、貝類などを与えすぎると、ビタミンB(チアミン)が破壊されてしまいます。その結果、体がふらついて、けいれんなどの症状がみられます。

ビタミンD過剰症

〔症次〕
慢性の場合、なかなか気づきません。ひどくなると嘔吐や便秘、関節痛などが現れます。卵黄やバターなどの与えすぎに注意します。

猫から人にうつる病気

病気に対する正しい知識を

猫から人にうつる病気の数は少なくありません。病原体の種類も、寄生虫、原虫、細菌、ウィルス、真菌などさまざまです。

家族の一員が妊娠している場合、飼い主としては、お腹の赤ちゃんに悪い影響が出ないかと、心配になるものです。けれども、これらの病気を正しく理解し、適切に対処すれば、心配することはありません。

こわくないトキソプラズマ症

トキソプラズマ症は、昔、妊婦に感染すると流産を起こすとこわがられました。しかし現在では、その危険はほとんどありません。

かりに猫が感染しても、その猫の免疫力がよほど低下していないかぎり、無症状に終わり、人間にも感染することはありません。

猫に生の肉を与えず、便をそのつどきちんと処理すれば、妊娠していても、十分猫と楽しい毎日をすごすことができます。