ハムスターの肥満を見た目で見分けるには?えさの見直し病気を防ぐ

ダイエットについて

肥満がハムスターにおよぼす影響

ハムスターを健康に育てるためには、日頃から飼育者側が、与えるエサの量や内容を調節してやることが必要です。太りすぎと感じたら、上手にダイエットさせてあげます。

人間同様、ペットの世界でも肥満が問題になっています。ハムスターも例外ではありません。

肥満は、胸腔や心臓についた脂肪による心肺機能の低下や、糖尿病、繁殖能力の低下、難産などさまざまな障害を招き、ハムスターが短命となることにつながってしまいます。

太ったハムスターの見分け方

ハムスターは、個体によって体の大きさが異なっていたりするため、太っているかどうかの判断が難しいものです。ある程度の期間、注意して観察することで見分けるようにします。

肥満のメカニズム

では、ハムスターはなぜ太ってしまうのでしょう?本来、自然の中で暮らす生き物たちに肥満はありえません。

肥満するほど豊富な食べ物が一年中存在する環境など、自然界にはほとんど存在しないからです。

また、食物を得るためにもエネルギーを使う。しかし、飼育されている生き物は、食べ物を得るために動く必要はありません。

高たんぱく、高糖質のおいしいえさがいつでも食べられます。飼い主の中には、まわし車を入れなかったからだとか、ケージの外で運動をさせなかったのがいけないのだと勘違いしている人もいるかもしれません。

人間以外の生き物には運動などという概念はありません。生きていく上で必要な行動をするだけです。

栄養バランスに気をつけよう

もしハムスターが肥満になったら、エサを見直して、カロリーを減らすことが必要です。

ダイエットの本来の意味は、体重を減らすことで病気を治すための食事・食事療法なんですね。

ただ単にやせるための言葉ではないのです。エサの量を減らして、栄養失調になっては仕方ありません。

ここで必要なのは、高脂肪、高糖質の物の割合を減らすことです。普段から栄養のバランスを考えたエサを用意することが、ハムスターの健康につながるのですね。

ペレットについて

最も栄養的にバランスが取れていて、優れているといわれているものに、実験動物用ペレット(固形飼料)があります。これだけ与えていればなんの心配もいらず、脂肪太りもなく、適度な硬さのため歯の伸び過ぎも防げるという夢のようなエサです。

多くのハムスターの飼育書でもおすすめのエサとされています。ハムスターもペレットを嫌がらずに食べており、悩むこともなく、とても楽です。

しかし、それでめでたしというわけにはいかないのです。ちょっと考えてみてください。果たして、自然界に総合栄養食品が落ちているでしょうか。

人によっては便利で、おいしいものかもしれないが、総合栄養食品だけを、毎日、食べ続けられるでしょうか?

もともとペレットは、実験動物からできるだけ一定のデータを取り、また飼育にかかる手間を簡略化するために、生きていく上で最低限必要な成分を長い研究のもとにまとめあげたものです。

総合栄養食品だけを食べて長生きするよりも、少しぐらい早く体がだめになってもいいから、いろんな物を食べる道を選びたいというハムスターの声が聞こえてきそうです