野生的なクロハラハムスターはペットショップで販売しているのか

ハムスターの野生種

ロシアにいる野生のハムスター

クロハラハムスターとは、その名の通り、お腹の部分が黒くなっているハムスターの種類です。ベルギーとルーマニア南部を原産国とする品種です。

一般的にはヨーロッパハムスターなんて呼ばれています。実はペットとしての歴史は浅くて、日本では1997年ころから飼育され始めたようです。

体長は約20㎝~34㎝あり、ハムスターの中では最大の品種になります。

このハムスターは気性が荒く攻撃的はるかに大きい人間に立ち向かってきます。妊娠中や子育て中のメスは特に気が荒いということです。

ハムスターと言えば可愛らしい小動物ですが、この野生のハムスターは違います。体は小さくても中身は危険すぎる小動物です。

自分より何倍も大きい相手に向かってきます。そして相手に手傷まで負わせるほどです。

飼育方法

基本的な飼い方は、他の小さなハムスター達と同じでです。ケージの中に木材チップ等の床材を敷き、小屋や給水器、可能であれば回し車を設置してあげます。

クロハラハムスターは体が大きいので、大きめのケージを準備します。モルモットやウサギ用のケージがちょうどです。

力が強い個体が多いので、頑丈なケージを選びます。巣穴を掘るクロハラハムスターは巣穴を掘って生活する習性があります。そのため、床材は穴が掘れるくらいの量が必要です。ハムスター用の床材はアレルギーを起こさない限りは針葉樹のチップを使います。

小屋は、木製だとあっという間にかじられます。陶器製のような、かじられても壊れないものが適当です。きちんと世話をして清潔にする世話の仕方は他のハムスターとほぼ同じです。

糞尿などで汚れてしまった床材、残った餌の除去は毎日行います。床材の交換は週に1回、ケージの丸洗いは月に1度は行って清潔を保ちます。

ストレス解消と運動不足解消のためにサークル等で囲った、広いスペースで自由に運動させます。クロハラハムスターは凶暴で力強い野性味が強いので、飼育の難しさが様々な場面であらわれます。

初心者は無理、多頭飼いも無理

初めてハムスターを飼う場合は、この種類は全くふさわしくありません。野生動物に近い動物で、凶暴です。しかし、毎日声をかけ、人の手から餌をあげるといった愛情のこもった世話をしていけば、次第に心を開くこともあります。ただし、妊娠中や子育て中の雌は特に凶暴ですから、攻撃されないようにします。

ハムスターには多頭飼いができる種もありますが、クロハラハムスターは向かない種です。縄張り意識の非常に強い種ですので、他の個体を受け入れません。相手を攻撃してしまい、大けがだけでなく、殺してしまう可能性もあります。

クロハラハムスターは夜行性なので、室内で遊ばせる際は夕方から夜にかけての時間がいいそうです。

昼間に無理に起こすと機嫌を損ねることが多いようです。また、ストレスの原因にもなってしまうでしょう。寝ている間はそっとしておくのがベストな対応です。

クロハラハムスターの特徴ですが、寿命が長いのです。個体によりますが、平均寿命が8年は生きます。他のハムスターが33年程度というのを考えると、クロハラハムスターの寿命がいかに長いかわかります。