室内・屋外での遊ばせ方

遊ばせるときの注意点
ハムスターをたまには広いところで思いきり遊ばせたいと思ってハムスターを室内に放す時の、注意点です。
ポイント1
まず、かじられては困るもの(電気器具のコードなど)、危険なものを片づけ、家具などの下や裏などさまざまな狭いすき間をふさぐことを徹底します。
ポイント2
ハムスターを出すと、しばらくはケージの周りを行ったり来たりしています。そうやってしばらくあたりの様子をうかがいながら、少しずつ行動範囲を広げていくものです。
思わぬ事故につながらぬよう、ハムスターをケージから出している時は、その場を離れたりせずに、どこにいるのか必ず把握しておきます。
室外で遊ばせてもいいのか
広いお外で太陽のもと、思いきり遊ばせたい、と思う飼い主の方もいるかもしれません。しかし、ハムスターは夜行性の動物です。そんなことをしても喜びません。でもうちのハムスタは喜んで、はしゃいでたと思ったら、それは大間違いです。
それは訳のわからぬ状況下にあって不安になり、パニックになっていただけです。
ハムスターのために
ペットショッブなどでは小動物用のリードが売られているにはいる。だが、ハムスターは決して自分から散歩など要求しません。
公園の芝生などで引きずっていれば、他の人から見れば珍しいものですが、それはハムスターをオモチャにしているだけです。
動物と一緒に散歩をしたいのならば、犬のように散歩を好んでくれる動物を飼えばいいだけのことです。
それより、もし狭くてかわいそうだという気持ちがあるのなら、ケージをできるだけ大きなものにして、十分に運動でき、気ままに遊ばせてあげた方がハムスターのためです。
脱走
ハムスターは脱走しようとは思っていない
万が一、ハムスターが逃げ出したらどうすればいいでしょう?まず、ハムスターの隠れられる場所をよく探すことから始めます。
ポイント1
探しても見つからなかったら、部屋を暗くして好物を置き、出てくるのを待つことになります。
ハムスターは赤い光には反応しないので、赤いセロファンなどを電気に取りつけると、暗闇と間違えて行動しますから観察しやすくなります。これは、夜中にハムスターがどのような行動をしているかを見るのにも役に立つ。
ポイント2
それでも見つからない場合は、生き物を傷つけない、生け捕りタイプのネズミ取りをしかけます。おっとり型のハムスターは、すぐにつかまります。
動きの素早いロボロフスキー・ハムスターやキャンベル・ハムスターは、脱走されるとゴールデン・ハムスターのように簡単に捕まらないので、脱走されるようなスキを作らないことです。