犬が他の犬や、赤ちゃんや恋人に対して嫉妬、序列が決まれば、解決

新入りを迎えたら、いまいる犬とケンカになる?

序列さえ決まれば仲良く出来る

たいていの場合、先輩がボスになります。動物の間では、体が大きいもの、イコール強いものとなることが多いのです。

序列を構成する上でもうひとつ重要なことに、精神力の強さがあります。体は小さくても、気の強い犬や支配性の強い犬がボスに君臨することは、珍しいことではありません。

また、ラブラドール・レトリーバーのように、おおらかで争いを好まない性格の犬種は、大型犬であっても他者を支配する気持ちが少ないのです。

したがって、ボスの座にあまり固執せず、結果的には劣位になっていることもしばしばあります。

成犬であっても相手が子猫だったら、受け入れてくれるでしょう。しかし猟犬種など、小動物を見ると獲物と考えるタイプの場合は、注意が必要です。

きょうだいゲンカは、嫉妬の表れ?

多くはじゃれあいです。

しかし嫉妬の場合もあります。少しかみつきあうくらいは問題ありません。

子犬同士のじゃれあいはもちろん、成犬になっても犬は、よくふざけっこをします。一見「ケンカかな?」と見間違えるほど、首をハグハグとかんだり、勢いよく体当たりしたりと、激しく遊びます。

これはケンカというよりプロレスごっこをするようなもの。きょうだいの犬だけでなく、同居している犬同士や、相性のよい近所の犬との遊びでも、このようなとっくみあいをします。

ただし、飼い主がそうした遊びの途中に、下位の犬に声をかけたり抱き上げたりして手助けをすると、上位の犬が飼い主の注目を独占したいと感じてむきになり、本物のケンカに発展することがあります。

飼い主の愛をめぐって嫉妬するのです。ここではきちんと順位を見極めることが大事になります。

犬にとって、大好きな主人の愛を一身に受けることは、このうえない喜びであり、ごほうぴです。

下位の人からしてみれば、それを下位の者にゆずるのは秩序です。そのため、きょうだいケンカは二匹でいるときよりも、飼い主がそばにいるときのほうが、激しくなることが多いのです。

じゃれあいが本物のケンカにならないようにることが飼い主の務めです。複数の犬が遊んでいるときは、犬の上下関係をふまえて、自然な態度で観察することが重要です。

また、飼い主の新しい恋人や、その家庭で生まれた人間の赤ちゃんに、犬が嫉妬することもよくあります。

いままで自分がいちばん注目されていたのに、そうでなくなってしまったことが原因なんですね。依存心の高い犬や独占欲の強い犬によく見られます。