犬のしつけに失敗するわけ、飼い主の関係に問題、リーダーと認めない

いうことを間かないのは飼い主を甘く見てるから?

飼い主がたよりなく、リーダーとして認められていない

リーダーにしたがおう、という気持ちは、犬なら誰もがもっているのです。犬は本来、いちずに飼い主=リーダーを信じるものです。

飼い主のことをリーダーと決めたら、どんなときも信じてしたがいます。裏切ったり、嘘をついたりすることは、けっしてありません。

リーダーのもとに、一致団結して獲物をとるなど、群れでならしたオオカミ時代の習性が、現代の犬たちの心のなかにも残っているからです。

オオカミのうち、人と共同生活をするようになったものたちが、犬の祖先です。彼らは食べ物に困ることなく、安全に眠る場所を約束されたため、飼い主である人間に100%の信頼と愛情を寄せました。

また、野生のオオカミと違って、成長しても幼児性を残すようになりました。そのため、犬は成犬になってもよく遊び、子犬のような甘えんぼうの部分をもち続けるのです。

聞き分けのよくないのは、あなたがたよりないからです。最近では、飼い主にうなったり、かみついたりする犬が、残念ながら増えています。

神経質な性格のためにこうした態度をとる犬もいますが、飼い主がたよりなく、リーダーとして認められていないと、主人のいうことにしたがわなくなります。

飼い主が強い意志をもたず、日によって意見が違ったりするような、信頼できない場合には、犬は自分をたよりにしなければなりません。そうなると犬の自己主張や攻撃性が強くなってしまいます。

犬にとって、飼い主はどんな存在?親?恋人?

飼い主は親代わりであり、リーダーでもある

犬には親心をもって接するのが理想です。母犬をしたうような気持ちで飼い主をたよってきます。

そして成犬になっても子どもっぽく甘えてきたり、遅い時間になっても飼い主の帰宅を毎晩かならず出迎えてくれたりします。

このように従順なふるまいをするのは、飼い主のことを母犬のように思っているからです。

とくに生後7~13週齢は、母犬に代わるリーダーを受け入れる時期です。この時期は母犬のもとを離れ、新しい家族に引きとられるときです。

そのとき手厚く世話をしてくれる相手にたいして、子犬は信頼を寄せます。

飼い主に恋心を抱くことはありません。愛情いつぱいに飼い主をしたう犬は、とてもかわいいものです。

その愛らしさや信頼感を見て、愛犬のことを相思相愛の恋人のように感じる場合があります。しかし、あくまでも犬は犬です。

犬には飼い主をとられたくないという独占欲はあっても、それは恋心からくる嫉妬心とは違います。

犬にとって飼い主は、恋人ではなく、自分を守ってくれる大切なリーダーなのです。