猫のしつけは、まず規則正しい食生活、テーブルに乗ることも防げる

しつけの基本は規則正しい食生活から

猫の食餌

食器は毎日きれいに洗って、清潔にしておきます。食器の材質は安定性があって清潔さが幕できるもの、例えばステンレス製のものがお勧めです。

プラスチック製の食器だと、アレルギーを起こす猫もいますし、きずがつくとその部分の汚れが落ちにくす。

こうすることで、日ごろから与える餌の量の目安がわかりますし、食欲の有無もそのつどチェックできます。

子猫のうちは一日3~4回に分けて餌を与えますが、成猫になったら朝夕の2回で十分です。おやつや寝る前の夜食は、猫には必要ありません。

置き餌は禁物

1回で食べきれる量を食器いつぱいに餌を盛って、猫が好きな時間に好きなだけ食べられるようにしておくと、食べすぎから肥満になってしまったり、逆に食欲不振に陥ったりします。

食器に入れる量は、1回で食べきれる程度にとどめます。多めに入れた場合でも、餌を置いてから別分たったら片づけるようにします。

置き餌の弊害はほかにもあります。蒸し暑い夏場に食べ物を出しっ放しにしておけば、腐ってしまうこともあります。

人間の食べ物は与えない

飼い主の食事中に、猫がそばに寄ってきておかずをねだっても、与えてはいけません。

軽い気持ちで人間の食卓のおかずをやると、猫は待っていればおいしいものにありつけると思って、猫自身の食事にムラが出てきます。

食卓に上がろうとしたら、その場で叱ります。できれば人間の食事の前に、猫に餌を与えておくとよいでしょう。

餌の種類はむやみに変えない

猫に食欲がなさそうだと、飼い主は、つい心配になって、好きなものだけを与えたり、餌の種類を次から次へと変えたりします。

このようなことが続くと栄養のバランスが崩れるので、主食用のキャットフードを出すのも忘れないことです。

出された餌を猫が食べなければ、すぐに片づけます。こうすることで、食事の時間を逃すと次の食事時まで食べられないことを、猫に教え込むのです。

人にとっては困った行動

家具などを傷つけられる

猫を飼っていると、爪で大切な家具をきずつけられたり、あちこちに尿をまき散らされたり、室内の観葉植物を食べられたりといった、被害にあうことは珍しくありません。

人間にとっては迷惑な行動も、猫からみれば自然な行動なので、なぜ人間が嫌がるのかわからないのです。家具で爪とぎをする猫が爪をとぐのは本能なので、やめさせることはできません。

室内には、猫が爪とぎに使いたくなるものがたくさんあります。たんす、壁、カーテン、じゅうたんなどが、その主なものです。

室内で猫を飼うなら、子猫のときから爪とぎをしてよいものと、いけないものとをしっかり教えることが、解決策です。

成猫を飼う場合も、根気よくしつける以外に解決策はありません。植木鉢や花壇を掘り返し植物を食べてしまう猫が草花の植えてある土を掘り返してトイレ代わりにすることも、よくあります。

ペットボトルに水を入れて置いておくと、猫が嫌がって寄りつかなくなるともいわれましたが、効果のほどはわかりません。

周囲に金網などを張って、猫が近寄れなくすることがいちばんです。目の粗い砂利を周囲に敷きつめておくことも、効果的です。