いたずら好きなのは犬の本能の行動

靴下を片方だけ集めるのは、イタスラ?

大好きな飼い主のにおいがしみついているから

イタズラしているつもりはありません。本能的で衝動的な行動です。靴下をくわえてどこかへもっていったり、洗濯したばかりのシャツにじゃれついたりして、飼い主の衣類を遊び道具にしてしまう犬がいます。

飼い主からすると、おもちゃにされては困るものばかりがねらわれて、まるで計画的犯行のように思えるかもしれません。しかしこれは、本能的で衝動的な行動なんです。

犬は、もののにおいをかいだり、かじったりすることが大好きです。それは犬にとって、やりたくて仕方がないことで、仕事といってもよいくらいです。

とくに、大好きな家族のにおいのついた靴下や靴がきがあったら、真っ先にかじりつきたくなるのが、犬の本能。人間にはくさいにおいでも、犬にとっては魅惑的な香りなのですね。

大事なものは集めたり、とっておきたい

飼い主の靴下や衣類はもちろん、故靴やゴム底の靴のように、かみ心地がよくておもちゃになるものも、犬にとって宝物になります。

獲物が手に入ると、犬は自分のハウスにもち帰り、大半にしまって、またあとで楽しもうとします。

人のものをもち出して隠しても、イタズラをしているわけではありません。これも、一種の本能的な行動なんです。

しかっているのにあくび。態度悪いのはなぜ?

眠い場合もありますが、緊張をまぎらわすため

寝る前や起きたときは、自然とあくびが出るものですね。眠たいときやくたびれたときに、犬もあくびをします。

そういう場合のあくびはわかりやすいのですが、多くの飼い主が理解に苦しむのは、しかっている最中や、散歩の途中でほかの犬に出くわしたときなどに、緊張感なく、あくびをするときです。

緊張をほぐしたくて、あくびをする

怒られているときにあくびだなんて、人の話を聞いていないと感じてしまいがちですが、犬の常識はその反対なんです。

犬は、緊張しているときこそ、あくびをします。お尻を付けてすわり、顔をそむけることもあります。

このような行為を「カーミング・シグナル」といいます。犬は、目の前で怖いことが起き、ストレスを感じると、自分と部下の気持ちをなだめ、関係を修復しようとします。

それが「あなたと戦う気はありません。落ち着きましょう」という気持ちを表すための、あくびなのです。

しかられて、ストレスを感じている

犬は順応性が高く、群れの仲間の生活に適応します。人間とともに夜更かしをしても、昼間に寝るため、寝不足になりません。

ただ、子犬のようにたくさん睡眠時間が必要なのに、かまいすぎていると、寝不足で体調をくずす心配があります。