思わず笑えるハムスターの行動習慣

人から見たら笑いでも、本人は真剣

高いところに上がってボテッと落ちる

ハムスターは基本、高い所は好みません。よく似た生物にリスがいますが、生活環境が全然違います。

リスは森林に住み、樹上生活をしています。たとえばシマリスは主に地上で生活しているのですが、いざという時は木の上に逃げられるなど、登り降りに適した体にできています。

一方ハムスターは、木など生えない、丈の短かい草がまばらに生えた砂漠地帯に住んでいます。

高いところに登ることはまずありませんから、登り降りには不適当な体の構造になっています。

彼らにとって登り降りという運動は、もともと巣穴の中でしか存在しないのです。狭い巣穴では、多少滑り落ちてもケガをすることはありませんから。

高いところへ登る方法

小さくてもとがった爪がひっかかる素材、カーテンやレースなどであれば、簡単に登っていきます。

また、ダンスと壁の間に頭が入る程度のすき間があれば、よほど太っていない限りは、わずかな凹凸に爪を上手にひっかけて体を波打たせながら登ります。

しかし、ハムスターのあのボテッとした体型を支える短い手足では、降りることはまずムリなんです。もう落ちるしか手はないのです。

朝型ハムスター
ハムスターは完全に夜が明けて明るくなるころに就寝する動物です。飼育下で、しかも人工的な明りによって日照時間(部屋が明るい鶴の時間)のコントロールを常に受けていると、生活時間に多少のずれが生じることがあります。

この朝型ハムスターも、飼い主が夜遅くまで部屋を明るくし、朝は7時まで暗くしている環境に適応して、生活のサイクルがずれてしまったのです。

エサよりもなわばり点検が大切

散歩中のハムスターは回ってなわばりを点検するのに夢中ですから、好物でもエサは二の次になってしまいます。

きっとそのせいでしょうか。ひととおり点検が終われば、余裕も出て一定の場所で毛づくろいを始めます。ここでエサでのコミュニケーションができるでしょう。

脱走ハムが行きそうな場所
すき間というすき間になる、棚の裏、本棚の本の間、空のビデオテープのケース、押せばあくタイプのビデオデッキ、ソファのクッションのすき間などが有力です。

また、冬の寒い時期は暖かい場所に好んで入り込みます。冷蔵庫などの家電製品の下や裏も疑いましょう。

眠っていると大変探しにくいのですが、オスならば、メスの臭いを近づけると起きて自分から出てくることもあります。

探している間は、うっかりつぶしたり踏んだりしないよう、家族全員が気をつけることが大切です。

何よりも大切なのは、無事に発見できたとしても今後は二度と脱走させないように、注意することです。