人間よりも音に恐怖心を持つ犬

犬の気持ちの寄り添うことも大切

雷雨や風雨は、本能的に怖い

敏感な犬は音を怖がって、パニックになるんです。雷や風の音だけでなく、花火も怖いようです。

雷がきらいな犬はたくさんいます。敏感で臆病だから、雷鳴を怖がるといわれていますが、原因はそれだけではありません。

それは、本能で危険を感じとっているとする説もあります。また、気圧の変化、大量に降り続ける雨水の音も関係しているのかもしれません。

雷と同じものに聞こえるのか、打ち上げ花火だけを怖がる犬もいます。人間が騒ぎだすと、よけいに興奮していしまいます。

雷が近づくと、犬は物陰にかくれたり、ハーハーと息づかいが荒くなったりします。恐怖が頂点に達すると、おもらしをしたり、家の中を引っかき回し、網戸を破くほどパニックになることもあります。

これらは恐怖心からくる行動です。飼い主が大声で怒ったり、なだめたりしても、耳に入らないばかりか、よけいに興奮してしまいます。

飼い主が落ち着いて対応する

雷も花火も怖くてたまらないのです。では、その音が怖くないことを教えることは可能でしょうか。

まず、雷や爆竹の音を録音し、小さな音で聞かせます。そして徐々に慣らしていく方法があります。本能的に嫌がるものなのですが、根気よくしつければ克服できます。

また、大きな雷鳴を聞かなくてすむように、外飼いの犬は家の中に入れ、室内飼育の犬はテレビをつけたり音楽を流して、少しでも音をシャットアウトしてあげます。

新しい飼い主にとけこむ

犬にも気苦労がある

社会化の時期を失してしまい、「うちの犬は成犬だからもう変わらない」と、あきらめていませんか。

少々出遅れたのは事実ですが、犬は大人になっても好奇心をもち、学習できる動物です。

子犬ほど順応性はなくても、時間をかけて少しずつ慣れさせていけば、十分に学習できます。年齢や性格によって苦労の度合いはさまざまです。

子犬のうちなら、すんなりとけこめる

生まれた家で、そのままずっとすごせる犬はごくわずかです。最初に話をしてくれた人間や犬、きょうだいとの別れは、子犬にとって人生最初の試練といえます。

しかし、新しい家族のもとへ行くのは、生後3カ月前後のことが多く、その時期であれば、まだ弊戒心や恐怖心が少なく、順応性の高い「社会化期」です。数日もすれば、新しい環境に慣れます。

飼い主が変わるのは大変

成犬になって、もとの飼い主と死別したり、災需などの事情で離ればなれになってしまった犬の悲しみは、計りしれません。

もとの飼いj具とすごした時間の長さや、犬の性格にもよりますが、いすれにせよ、リーダーが急にいなくなることは、犬にとって理解できないことです。

心の傷はかなり深いはずです。とくに、臆病な犬や、飼い布に依存していた犬の場合、新しい家庭になじむのは、簡単ではありません。

とけこみやすくする方法は

こまやかに大事に世話することです犬は、何歳になっても学習できる動物です。成犬でも、時間はかかっても、心をこめて愛情を注いで、信頼関係を築いていけば、その気持ちを犬はかならずわかってくれます。

神経質でシャイな犬でも、こまやかに世話をしていけば、半年もたたないうちにあなたに慣れ、よき愛犬になるでしょう。