猫の特徴とは?アメリカン・ショートヘアとロシアン・ブルーの違い

アメリカン・ショートヘアはネズミとり名人

先祖は船のネズミとり係

アメリカン・ショートヘアは、模様も体格も働くネコに最適でした。ヨーロッパから船で渡った2匹のネコが祖先だといわれています。

1620年、イギリスでの迫害から逃れるために、102人のピューリタン(清教徒)がメイフラワー号に乗ってアメリカに渡ってきました。

このとき、2匹のショートヘアのネコがメイフラワー号に同乗していたという記録があるそうです。
長い船旅では、船のなかにある食糧がネズミに食べられてしまうと、食糧難に陥ってしまうので、それを防ぐためだったそうです。

狭い船内でネズミが大量発生すると、衛生環境が悪化して病気が起こりやすくな流こともあり、ネコがネズミ退治の役割をになったというわけです。

その後もたくさんの人たちがヨーロッパからアメリカに船で渡ってきましたが、いつもネコがいっしょだったといわれています。

そして、当時、こうしてアメリカに渡ってきたネコたちはバスター・ブラウン=ネズミの狩人と呼ばれていたそうです。

アメリカに着いたネコたちは、ヨーロッパにいた頃よりもたくましくなっていきました。当時のアメリカの自然環境は過酷で、能力があり、体格が優れたネコでないと生き残れなかったわけです。

先祖はネズミとりの仕事をしていて、そのなかでもハンティング能力に長けたネコがアメリカン・ショートヘアになったのです。したがって、ネズミとり名人なのは当然です。

口シアン・ブルーはロシア産

ロシア原産でもイギリス育ち

ロシアンブルーの毛は密ですが、薄いので寒さは苦手出そうです。ロシアン・ブルーの原産地は、ロシア北西部のアーケンジェルだといわれています。

1860年代にイギリスの船乗りや商人たちが、青く密な毛並みが特徴的なこのネコをアーケンジェルからイギリスに連れ帰ったのがはじまりだとされています。

そのため当時は「アーケンジェル・ブルー」などと呼ばれていました。ただし当時は今よりも体が大柄で、瞳の色も黄色だったようです。

「ロシアンブルー」という名前が定着したのは1940〜1950年代以降です。でもこの時点では既に、ずいぶんとイギリス人による改良が進んでいました。

ロシア人のブリーダーがイギリスを訪ねてロシアンブルーを見たときに、「これはイギリスのネコではないか」と話したというエピソードがあるほどです。

ですからロシアン.ブルーはロシア生まれといっても、実際に育ったのはイギリスです。被毛が厚くビロードのなので、寒さに強いとはいわれていますが、真冬の寒さに耐えられるほどではありません。

ほかのネコと同じように、冬は暖房のある部屋で、ぬくぬくと過ごさせてあげたいものです。

個体差はあるがあまり鳴かない

ロシアン・ブルーは、子ネコのときはやんちゃですが、成長するにつれておとなしくなります。警戒心が強いものの、飼い主にはよくなつきます。

また個体差はありますが、一般的に発情期をのぞくと大きな声で鳴かないといわれ、ボイスレスキャツトの異名を持っています。