犬同士に恋愛感情はあるか、顔をすりよせたりする仕草の意味は?

犬が恋をしている?

好ききらいはあっても、恋心はなさそう

会って楽しい犬はいるけれど、相性のよい犬や仲良くなれそうなタイプはいても、犬には恋心とか片思いという感情はありません。

ただ、異性・同性を問わず、好ききらいはあります。すれ違う犬の歩き方や耳の向き、しっぽの動きなどから相手の性格や気分をいちはやく察知し、友好的にふるまうべきか、威嚇すべきかを判断しています。

恋愛感情をもつ余裕がないのかもしれません。野生動物には、恋愛感情で繁殖相手を選ぶ余裕はありません。

なわばりの中にヒート中(発情期)の相手がいれば、感情に関係なく交尾し、1頭でも多くの子孫を残そうとします。

ドッグショーのチャンピオン犬も、迷子になった野良犬も、繁殖相手としての魅力は変わりません。

好きになるのはどういうタイプ?

同性でも異性でも好きなタイプがいる

恋愛感怖はなくても、経験によって、好きなタイプやきらいなタイプができてきます。たとえば、子犬のころにかまれたことがあると、そのトラウマがずっと残ってしまいます。

反対に、いつも一緒に遊んでくれる犬が近くにいる場合は、ほかの犬にも好印象をもちます。

好きなタイプはどの子?

人とばかり仲良くしているところを見ると、「この犬の好きなタイプはこんな子なんだ」と思えるかもしれません。

しかしそれは、恋愛感情としての好きではなく、経験によって、よい印象をもっているだけなのです。

子犬の時期にできた友情のきずなはずっと残ります。子犬時代に、いつも公園で出会う散歩仲間のなかから、とくに仲良しの犬ができることがあります。

犬の社会行動の本質は、安定した社会的グループをつくること。こうした子犬時代に署んだ特別な友情関係は、心の成長のためにも重要です。

どんな犬を友達に選ぶかは、犬によって好みがバラバラです。お互いの性格の相性もあるでしょうし、もしかしたら人間には判別できないにおいがするなど、好きになる特別なきっかけがあるのかもしれません。

こうしてできた犬の親友は、仮にしばらく会えない期間があっても、忘れることはなく続き、再会したときには大興奮し、喜びます。