このままで大丈夫なのか気になること
目の色が左右違う赤ちゃんハムが生まれた
顔の毛色が左が白で右に茶のぶちがかかっているハムスターだと、左目が赤、右目が黒になっています。
赤目だから、目の機能が劣るということはありません。そもそも赤目になるのは、メラニン色素が欠如しているからです。
そのため、眼の中の血管を流れる血液の色が、そのまま見えしまうのです。子供の時から色が違う場合はまったく問題ありません。
ロボロフスキーのお腹がぐっしょり濡れている
腹部の中央にある、おへそのようにくぼんだところが臭腺です。とくに太ったハムスターは、自分で臭腺をきれいに手入れができません。
そのために、黄色いウミのような分泌物がたまっているので、そっと圧迫して分泌物を綿棒などでぬぐい取ってあげます。
また、ドワーフでは、口の両脇のホオ袋の入り口にも臭腺があります。
背中にイボが2つもできた
これは、縄張りを示すマーキングのために臭いづけ用の分泌物を出す傷なんです。とくに成熟したオスはこれが発達しています。
分泌物が増加すると、これをさかんにこすりつけてマーキングを行うため、臭腺の周囲の毛がべたついて体にくっつくようになるのです。
また、この時期には臭腺自体が発達して黒く盛り上がり、いっそう目立つようになります。
初めてオスを飼った人のなかには、このようすを見て、腫瘍かと思い、あわてて病院に来る入が多いそうです。
ハムスターの目はどこまで見える
ハムスターの目はそんなによくありません。とくに動かないものは見えにくいといわれています。
そのかわりに、聴覚や嗅覚は高度に発達しています。そして、視力の弱点を十分補っているのです。
一点を見つめてアンニュイしてる
私たちには、一点を見つめているように見えても、たいていの場合は耳をすましている状態のようです。
ハムスターは聴覚が発達しているので、私たち人間には感知できない高周波の音やとても小さな音聞き取れるのです。