犬が夜に吠える理由、散歩の時に他の犬に吠える、掃除機に吠えるなど

人と同じ、優しい犬がいい

誰にでもほえる理由

警戒してほえるか、寂しくてほえるのがほとんどです。犬がほえると、怒ってると感じるかもしれませんが、誰かを攻撃したくてほえている犬は、あまりいません。

テリアやコーギーのように、高揚した気持ちをほえることで表現する犬もいますが、怒りんぼうとは違います。

ほえる理由はほとんどの場合、警戒心から相手に警告を与えているか、寂しくて自分に注目してほしいか、どちらかです。

臆病な犬や、寂しがりの甘えんぼうの犬が飼い主を待ちこがれてほえていることが多いといえます。

寂しがりの犬は、飼い主と離れると、つらくてほえます。依存心の高い、甘えんぼうの犬に多く、犬種による違いもありますが、多くは飼い主の接し方に問題があります。

また、ほえればかまってもらえるとか、ほえれば要求が通ると学習した犬は、ほえることによって、飼い主の注意を引き、自分の主張を通そうとします。

おおらかでおだやかな性格に育てたい

ふれあいに慣れているから、人や犬が怖くないのです。どんな人や犬と会っても、ほえず騒がず、落ち着いている犬がいます。

しかし、そういった犬がみんな、生まれつきおだやかな性格だったわけではありません。その落ち着きは、経験によって得たものといえます。

犬の性格には、犬種によって個性があります。たとえばラブラドール・レトリーバーは、おおらかで楽天的な性格をしているため、ほかの犬や人を怖がらない犬が多いです。

しかしそれでも、子犬のころにほかの犬や人とふれあった経験がなければ、なつこい犬にはなりません。

反対に、警戒心が強い犬種でも、経験をつめば、相手も恐れず、友好的にふるまう犬に成長します。

散歩の機会が少ない、人に会わないなど、ほかの犬や人と接触するチャンスが乏しい環境で育てられた犬は、臆病な性格になりがちです。

たとえば小型犬だからといって、飼い主がほかの犬から過剰に守ろうとしたり、他人に触らせないようにしていると、犬が飼い主一家以外のすべての生き物を怖がるようになってしまうこともあります。

飼い主にあまりにも大事にされて、「箱入り娘」のような育てられ方をした犬が、対人対犬恐怖症のようになってしまうことをケンネル症といいます。

ケンネルとは、鶏を意味する英語です。文字通り、犬舎つまり犬小屋の中だけで暮らしていては、犬は健全な精神を得ることができないことを表しています。